風邪をひくとすぐ副鼻腔炎になってしまいます。どうしたらいいですか？
風邪をひいたら早めに耳鼻科を受診し治療することが大切です。
とくに副鼻腔炎に一度かかるかたは、鼻の骨格上あるいは体質で副鼻腔炎を繰り返す可能性が高いので、症状の悪化を防ぐ意味でも、耳鼻科での受診をお勧めいたします
。
かぜと副鼻腔炎の見分け方を教えて！
風邪をひいたあとに鼻づまりや鼻水が長引いている、粘り気のある鼻水が出ている、鼻水に色がついてきたなどの症状がある時は副鼻腔炎になっているかもしれません。
ご自身での判断は難しいため、たかが風邪と放置せず早めに耳鼻咽喉科を受診することをお勧めします。
ちくのうと副鼻腔炎は違う病気？
同じと考えていただいて結構です。ちくのうは副鼻腔炎の俗称です。
長引く副鼻腔炎は手術しか治す方法はないのですか？
投薬で効果が得られない場合、手術が必要な場合もあります。
ただし、経過や状況により手術以外での治療も有効な場合もありますので、まずは耳鼻咽喉科で専門医の診察を受け治療法について相談してみてください。
歯医者に行ってレントゲンを撮ったら「耳鼻科に行ったほうがいいですよ」と言われました。なぜですか？
上顎洞という歯に近い副鼻腔で炎症を起こしている場合があります。
早めに耳鼻咽喉科を受診することをお勧めします。
詳しくは、
歯と副鼻腔炎へ。
近くの耳鼻咽喉科で副鼻腔炎の診断で、2か月も抗生剤を服用しているのですが、大丈夫でしょうか。
おそらく現在服用されているのはマクロライド系抗生剤かと思われます。俗にいうクラリス・クラリスロマイシン・エリスロシンといった商品名がよく使用されますが、抗生剤を少量で長期間投与することで、慢性化した副鼻腔炎が改善することが学会でも明らかになっております。
少量で使用していますので大きな問題はありませんが、医師にしっかり納得できる説明を求めるのが良いかと思います。
