副鼻腔炎(蓄膿症)の症状と治療

鼻ポリープ(鼻茸)について

鼻ポリープ(鼻茸)について

鼻ポリープ(鼻茸)の原因

鼻ポリープとは、鼻粘膜や副鼻腔粘膜の一部が成長してできた突起のことで、鼻茸(はなたけ)とも呼ばれます。副鼻腔炎などの鼻の病気や、気管支喘息などに伴ってできることもあれば、逆に鼻ポリープができて副鼻腔と鼻腔がつながっている部分の通りが悪くなることによって副鼻腔炎が引き起こされることもあります。
鼻ポリープは、慢性副鼻腔炎患者の約20%の方にみられます。できる数はひとつとは限らず、その大きさもさまざまです。

鼻ポリープ(鼻茸)の症状

鼻ポリープができると、鼻づまりや鼻水、嗅覚障害、頭痛などのさまざまな症状が引き起こされます。
鼻ポリープが悪性のもの(がん)になることはありません。

鼻ポリープ(鼻茸)の治療法

ステロイド点鼻薬などの薬物療法でも、鼻ポリープは小さくできます。ただし、薬をやめると再発しやすいという傾向がありますので、薬は医師の指示を守ってきちんと飲みましょう。
内視鏡手術を行って、炎症を起こしている粘膜とともに鼻ポリープを取り除くこともできます。
手術を行うかどうかは、ポリープの大きさや部位、薬での治療効果などを総合的に判断して決定し ます。

ページトップへ戻る