主な症状は、鼻水・鼻づまり・痰・咳・頬の痛み・頭痛などです。 急性症状が強い場合は発熱することや悪寒を感じることもあります。 また匂いがわからなくなった、わかりにくくなる等の症状もあります。
急性副鼻腔炎よりすこし軽い症状。 鼻づまりが続く・痰・鼻の奥や鼻水からイヤな臭いがする、口臭・頭痛・嗅覚障害などです。慢性的な頭痛や、集中力の低下などもあります。
乳幼児や小児が発症する副鼻腔炎。 主な症状は鼻水・鼻づまりなどです。 鼻水がのどの奥の方へ流れて、痰のからんだような咳をしたり、鼻づまりのためいびきをかいたり、口呼吸 になることもあります。
高齢の方や抗生剤をよく利用する病気のある方、糖尿病などがある方に見られることが多い病気です。 左右どちらか片方の鼻から膿性または粘性の鼻汁が出てきます。
鼻茸(鼻ポリープ)が多発するため、鼻呼吸がほとんどできなくなり、鼻づまりが激しく、息苦しく、臭いを 感じられないなどが典型症状です。喘息を悪化させてしまいます。
よくある症状は歯の痛みや頬の痛みです。鼻の症状としては慢性副鼻腔炎と同様ですが、全く鼻に自覚症状 のない方もいます。虫歯を放置し続けたり、歯周病の進行で副鼻腔炎を発症します。
蓄膿の手術をした方の中には、数年または10~20年経って頬が腫れたり、痛くなったりする症状が出る人 がいます。頬の周囲の不快感や痛み、歯の痛み、頬部の腫脹が主な症状です。
鼻ポリープとは、鼻粘膜や副鼻腔粘膜の一部が成長してできた突起です。 慢性副鼻腔炎患者の約20%の方にみられます。鼻づまりや鼻水、嗅覚障害、頭痛などの症状がでます。
後鼻漏とは鼻水がのどの奥へ流れ落ちることです。普通は鼻をかんだら出てきますが、後鼻漏の場合はいくらかんでも、すべてのどに落ちてしまうため大変不快で、重症になると食事や睡眠などにも影響します。