梅岡耳鼻咽喉科 阪神西宮駅前クリニック 院長・南野尚也

梅岡耳鼻咽喉科 阪神西宮駅前クリニック 院長・南野尚也

副鼻腔炎の主な症状としては膿性鼻汁、鼻閉、後鼻漏があり、その他頭痛、嗅覚障害といったものがあります。「副鼻腔炎は治りにくい」という俗説もありますが、しっかりと治療を受ければ、ほとんどの方は治ります。そのためには耳鼻咽喉科に通い、定期的に処置・投薬を受けるということが大事です。
実際どういうことをするかというと、まず鼻水を十分に吸い取り鼻の中をきれいにし、鼻の粘膜の腫れも取り、その上で薬を霧状にした蒸気を吸い込むということ(ネブライザー)をします。
薬物治療も重要です。最初は菌を殺す目的で抗生物質を内服していただきます。その後鼻水を出しやすくし、粘膜を修復する目的でマクロライド少量長期投与という治療を行います。2~3週で効果が発現し2~3か月で最大になると言われています。長い間抗生物質を内服することになりますが、通常の半分の量しか服用しないので体への悪影響はほとんど心配する必要はありません。
もちろんこういった保存的治療で治らない場合もあり、手術目的で近医に紹介させていただく場合もあります。
家で注意していただくこともあります。特にお子様の場合「鼻をかむこと」「鼻をすすらないこと」「薬をしっかり飲むこと」「きちんと通院すること」以上4つを守るようにお願いいたします。